120. 砂の城
物価が本当に高くなりました。ここで財布の紐を締めてしまうと、経済が停滞してしまうのではないかと危惧しています。しかし、現状を考えると、そのように考えるのも無理はありません。
このような時こそ、消費を後押しするために、インフレを逆手に取るくらいの勢いが欲しいものです。現金給付ではなく、期限付きのクーポンやキャッシュレスのポイント還元など、使わざるを得ないような施策があれば良いのですが。
しかし、このような考えは庶民感覚に過ぎるのでしょうか。国政は、もっと複雑な要素を考慮しなければならないのかもしれません。
物価が上がり、財布の紐が締まり、売上が落ち込み、給料は上がらない。まるで絵に描いたようなスタグフレーションです。ハイパーインフレは絶対に避けなければなりませんが、日本はインフレ基調に上手く乗っていくことができない国民性なのでしょうか。
デフレが染み付いていて、少し物価が上がると買い控えをしてしまう。米の値段が高いと嘆くのではなく、このような状況に陥ってしまった原因を冷静に分析する必要があります。
もちろん、戦争による小麦不足や食糧問題も影響しているのかもしれません。しかし、詳細な情報はまだ掴めていません。
怪我が大きくなる前に、消費が落ち込まないような施策を早急に講じていただきたいものです。他力本願ではありますが。
定額減税やガソリン補助金など、既に景気に影響が出そうなところには対策が講じられているようです。しかし、傷口が大きすぎて血が止まらない状態なのでしょうか。あるいは、傷口を広げるようなことをしている人がいるのでしょうか。
「欲しがりません、勝つまでは」という言葉が思い出されますが、今はそのような状況ではありません。
国家中枢の皆様は、今も懸命にアイデアを練っていらっしゃるのでしょう。しかし、内部の権力争いなどもあるのかもしれません。
渦はそう簡単に止まらないでしょう。精神衛生上、吐き出したい気分です。「王様の耳はロバの耳」と叫びたい心境ですが、私は床屋でもありませんし、隠された真実を知っているわけでもありません。
ここで話したところで、あまりスッキリはしないかもしれませんが、使わないと消えてしまうようなお小遣い施策があれば良いのにと、切に願っています。
今回の思考実験は「砂の城」
1. やっと仕事が実を結びそうだ
2. 何度も調整をしてもうすぐ完成する
3. 上司はそれを却下した
4. 幼少期に砂の城を蹴り壊された上司
以上です。
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