159. おなかもあたまも八分目

 さて、実は今回、異例の二本録りとなります。このポッドキャストが始まって以来、もしかすると初めてのことかもしれません。単に私の記憶から抜け落ちているだけかもしれませんが、これまでにない新鮮な心持ちです。前回が少々短めだったこともあり、今回はその埋め合わせというわけではありませんが、軽やかな足取りで綴ってみようかと思います。

いえ、本当は「短尺」というものを試してみたい気持ちもあったのですが、やはり考えてみれば、これは私にとっての大切な「くりだし」の場。ならば、もっとどっぷりと腰を据えた「長尺」であっても良いはずですよね。というのも、近頃はどうにも「とりいれ」が過多で、少々困っているのです。

脳内が取り入れた情報でパンパンになってしまうと、せっかくの知識も経験も、すべてが中途半端に流れてしまうような気がしてなりません。最近では、複数の情報が頭の中で混ざり合い、あちらのドラマのキャラクターがこちらの本の内容を語り出すような、奇妙な感覚に陥ることさえあります。「あれ、これはどちらの話だったかしら」と、戸惑う場面も増えてしまいました。

先日目にしたあの作品も、結末がどうにもふわふわとしていて現実味がなく、最近の流行りなのか、それとも私の理解が追いついていないのか。何が混ざっているのか自分でもよく分からなくなっており、もしかすると、単に私の処理能力が衰えてきただけなのかもしれないと、苦笑いするしかありません。

やはり、リアルタイムで追いかける物語は一本に絞るべきなのでしょう。昨年にドラマ視聴を再開したばかりで、まだ「ドラマ鑑賞のための筋力」が十分に備わっていないのかもしれません。テレビから少し距離を置いている間に、新しいクールが始まっているのかどうかさえ、今の私には判然としません。まさに「年寄りの冷や水」のような状態ですが、決してそれだけではないと信じたいものです。

年末の忘年会からお正月にかけて、胃袋も脳みそもすっかり満たされ、今はまさに「絶賛増量中」といったところでしょうか。まるでキャンペーン期間かと思うほど、自堕落に、そしてとめどなく自分を甘やかしてしまいました。身体のほうはダイエットで絞るとして、脳内のデトックスには、やはりこうして外へ出す「くりだし」が一番なのでしょう。

「とりいれ」を完全に断つのではなく、ほんの少しだけ「くりだし」の比重を増やしてみる。結局のところ、すべてはバランスの話に行き着いてしまいます。あれこれと手を広げて疲れ果て、結果として内容が薄まってしまうくらいなら、潔く絞り込むべきか。あるいは、いっそのこと「ドラマ筋」を鍛え上げて、より多くの情報を受け止められるようになるべきか。いずれにせよ、あまり無理をせず、自分のペースで進んでいくことにいたしましょう。

今回の思考実験は「おなかもあたまも八分目」

情報も物質も過剰摂取して_停滞感を感じるあなた。『不完全でも放出する』というルールを自分に課し、強制的に脳と身体に余白を作ることにしました。あなたは『出し続ける』恐怖を選びますか?『溜め込む』安心感を選びますか?

以上です。

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