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149. 木のポーズ

 めっきり寒くなってまいりましたね。急に冬がご登場といった感じで、正直焦ってしまいます。秋をもっとエンジョイさせてほしいところですが、なんだか梅雨のような雨が降ったりしていて、大して秋感を満喫していない気がいたします。 今年はまだ間に合いますので、折を見て、そう、とにかく隙あらば飛び出していこうという決意で、心構えでおります。これはわたくしの所存というよりも、かみさんの意向が強いのですけれど。 そうそう、尻が重い私は、かみさんというエンジンで駆動することで、本当に助かってます。放っておくと、休日一日寝ているなんてことが昔はありましたが、今はもう皆無です。本当に助かりますね。 「今日何もしなかったな、明日から仕事か……」なんてサザエさんを見ながらボーっとして、寝すぎたせいで夜寝られない、なんてことをよくやっていました。夜は夜で寝られないからゲームを始めてしまったりして、月曜日に影響が出て、そのまま一週間調子が悪いとか、ひどいものでした。 でもまあ、そういう危うさがあります、わたくしには。はい、本当に助かっています。そのままいっていたらどうなっていたのか、正直わかりません。そらそうだ、人間でABテストはできませんからね。そう、「たられば」を言っても仕方がありません。 あっ、思考実験ということでしたら、全然価値はありますよ。当たり前じゃないですか、はははは。 今回の思考実験は「木のポーズ」 ある劇団で、若手役者が公演直前にSNSで軽微な情報漏洩を起こした。座長は、この失敗を劇団の体制にも原因があると認め、外部からのクレームや罰金は劇団が全てかぶることにし、役者には公にペナルティを課さなかった。 座長は劇団員全員にこの経緯を共有し、役者にこう伝えた。「金銭的な責任は、あなたには問いません。あなたに求められた償いは謝罪ではありません。これからの役者人生全てを賭けて 、最高の舞台と演技のために尽くしてください。それがあなたとこの劇団の約束です。」 以上です。 コメント欄からぜひあなたの考えをお聞かせくださいね。 もしくはGoogleフォームからどうぞ https://forms.gle/DdP9FfDN2dPuYrHt6

148. 戦士のポーズ

 運動会が終わって、正直なところ疲れました。楽しかったのは確かなのですが、やはり終わってみると、どっと疲れが押し寄せますね。気が張っているせいでしょうか。 だいぶ慣れてきたとはいえ、やはり人との関わりは疲れます。最近は、黒子に徹するのが板についてきたように思います。できるだけ自然体で過ごせるようになったかな、と思っているのですが、なるべく自分から視線を逸らすというか、焦点をずらすように心がけているのです。 そう、何も起こさなければ、何も起きませんから。周りの様子は受け止めますが、自分から引き起こすことはしない。「とりいれ」はするけれど、「くりだし」はしない、というスタンスです。そのフォームがわかってきた、と言いますか。さしあたり、接触を避けていれば、何の問題もなく過ごせました。 それでも、顔見知りの保護者の方から声をかけていただくこともありまして、そうなると、おしゃべりをしないわけにはいきませんよね。色々と話をするのですが、やはり「話しすぎたな」とか、「リアクション間違えたかも」とか、「あそこは言葉が足りなかった」などと、直後から脳内反省会が始まってしまうのです。これが、本当に疲れます。 対人でこんなにも気を使うのは、子どもの生活に影響が及ぶかもしれないからです。私個人がどう思われようと、何の問題もないのですが、子どもに良くない影響が及ぶ可能性には、注意を払わなければなりませんから。 焦点をずらす、はぐらかすという、大人としてのたしなみが必要になってきます。自分の話だったら、いくらでもできそうですが、「あんなお父さんだと、子どもがかわいそう」などと、思われてしまう可能性もありますよね。何かあったときに、信頼性を疑われるのでは?とか心配です。難しいことばかり考えなくても良いのかもしれませんが、できれば、子どもに恥ずかしい思いはさせたくないのです。 だから、変なトラブルを起こすのは避けて、穏便に、はぐらかしに徹するのが得策です。自分の話に持ち込むという手もありますが、子どもの話をしたがる親御さんもいらっしゃいます。習い事の話など、意見を聞きたいのか、それとも褒めて欲しいのか、私にははかりかねますので、間髪入れずに褒めます。 その場に子どもがいないのなら、自分の子どもをけなしておくと、たいてい穏便に済ませられます。子どもがいたら、そういう大人の事情を知らずに変なメ...

147. チャイルドポーズ

 皆様に薦められるがままに、今度は『もしもこの世が舞台なら楽屋はどこにあるのだろう』の第1話と第2話を拝見しましたよ。これ、面白いですね。物語に引き込まれて、ついワクワクしてしまいます。ネタバレはしませんが、何というか、色気があるというか、雰囲気がとても良いのですよね。なんでしょう、この感じ。 話は変わりますが、最近、蚊が多くて困っています。小さくて、よろよろと飛ぶくせに、なかなか仕留められないのですよね。そして、刺されるとやっぱり痒い。本当に嫌なものです。 そんなこんなで、あとはアレルギーの症状が落ち着いてきたのは良い点、良い変化だと感じています。直接的な関係はないと思うのですが、最近ヨガを始めたのですよ。おじさんだって、ヨガくらいやりますからね。 朝、目覚めて、すぐやってしまうんです。わたくし、布団で寝ているのですが、畳に直に敷いた薄い布団を使っています。ヨガマットよりは厚いですが(笑)。掛け布団は、今はタオルケットと毛布なのですが、それを脇によけて、目覚ましで起きたらすぐに始めるんです。そうそう、スヌーズ機能はもう使わないことにしました。 ヨガは、すべてインターネットで調べたポーズなのですが、具体的には、橋のポーズ、魚のポーズ、犬のポーズ、ライオンのポーズ、戦士のポーズ2(左右)、木のポーズ(左右)、片足側屈のポーズ(左右)、チャイルドポーズです。ライオンのポーズは5秒を3回、他はすべて40秒ずつでやっています。 もう2週間くらい続けていますが、初日から効果を感じているんです。身体に目覚めスイッチを入れられるような感覚ですね。おそらく、副交感神経から交感神経への切り替えを手助けしているのではないかと、勝手に思っています。スヌーズをかけてじわじわ目覚めるのに10分かけるくらいなら、さっとヨガを開始する方が、ずっと早くて有効な気がするのです。 それにお通じも良くなるような気がしています。まだはっきりと断言するには早すぎるかもしれませんが、体調を整えるのに非常に効果的だと感じていますよ。 中でも、木のポーズというのが面白いです。片足立ちになり、立っている方の太ももの内側に反対の足の裏を合わせ、両手を頭の上に伸ばして手のひらを合わせる、あのポーズです。ご覧になったことがあるのではないでしょうか。 これが結構バランスが難しくて、フラフラしてしまうのですが、なぜか...

146. 過食のジレンマ

 季節の変わり目ですので、体調には気をつけていかなければなりませんね。免疫機能を高めたいと思うのですが、やはり睡眠が一番です。 リズムもだいぶ過ごしやすい気候になってきたというのに、さっさと寝られる余裕がある日にも、ついつい夜ふかし気味になってしまいます。本当は早く寝て回復にあてようと思っているような日でも、そうです、普段仕事などで寝不足をしている分を回復させないとなあという日でも、読書だ、Netflixだと楽しんでしまい、若干睡眠不足気味なのです。 よくないことだと分かっています。ですが、スマートバンドの睡眠モニタで見ると、深い眠りが5回入っていましたので、実質的にはおそらく足りていると思います。「くりだし」ポイントがつく7時間半まであとちょっと足りない程度なのですけどね、ポイントはもちろんあげません。まあ、そんなのはいいのですが。 鼻の奥がムズムズするという嫌な予兆のあった日は、流石に葛根湯を飲んでさっさと休みました。いや、違いました。その日も少し遅くなりました、コントロールできていません。まあ、記録を見ると7時間20分は寝ていましたし、5回は深い睡眠が入っているのでギリギリセーフでしょう? これは何の判定なのか。でも「一定の基準」があるということが、この場合大事なのだろうなと思います。これを決めていなかったら、確実にノンブレーキでなあなあで作業していた可能性がありますから。今回は大目に見てOKとしましょう。 そうそう、その時何をしていたのかというと、ポッドキャストの編集をしていました。その日は「とりいれ」はしないで、終わったらさっさと寝ました。すごい義務感というか、これはホメオスタシスというか、「アップさせなければならない」という原則で動いていますから。真面目なんだか馬鹿なんだか、この動きはよく分かりません。 いやいや、馬鹿ではないはずです。どこかで自分の中で必要性を感じているからそうしているのですよね? 一体何なのか、ただの惰性、無意識の習性なのでしょうか。もちろん、そのように習慣化を促しているわけですから、ある程度自分自身で発動させているのですよ。「途切れさすなよ?」と。 無意識下に沈んでしまっている「こころざし」があったような、そんな可能性ももちろんありまして、「どこかで途切れると終わるんじゃないか?」という漠然とした変な危機感が無いといえば嘘に...

145. 白鳥の湖5

 会話って、一度口にしてしまうと取り返しがつかないものですよね。リアルタイムでどんどん過ぎていくので、ついうっかり失言をしてしまうこともあります。そうなんです、言ってしまったことは、もういくら考えてもどうしようもありません。終わったことをあれこれ反芻したところで、何も変わらないのですから。「あのとき、こう言えばよかったな」とか、「あれは言わないほうが良かった」とか、後悔しても仕方がないですよね。 でも、わかってはいるんです。言ってしまったことはもう変えられないのに、考えていると「ああーっ」って、反省モードに入ってしまうんですよね。どうしようもないことなのに、いったい何なんでしょう、あれは。 だからせめて、意識がある間だけでも、他のことを考えてやり過ごしたいと思っています。放っておいても、勝手に無意識下の脳内、たとえば夢の中などで、それについて整理してくれるでしょうから。 もう二度とこない、その一瞬のシミュレーションを脳内で素振りのように何度もしたところで、次はもう違う場面なのです。他の何か建設的なこと、というか、もうそこはなんでもいいですね、何か好きなことでもして過ごしたら良いとはわかっているんですけども、なぜすぐこの「脳内素振り道場」が脳内を占拠してしまうんでしょうね。 まあ、あとは本当に、さっさと寝るのが一番なのでしょう。「もう閉店です!」って。 そうそう、私の場合、どうやらこういう反芻しちゃう系の案件は、良いことも悪いことも大体2日後には消え去るんです。2日あれば忘れてしまいます。それがいいことなのかどうかは保留にしておきますけども、それまでいかに楽に過ごすかを考えたいですね。 今回の思考実験は「白鳥の湖5」 あなたが制作した、ある惑星をモデルにしたオープンワールドのオンラインゲーム。プレイヤーは各自が異なる視点と目的で行動します。 もし、このゲームの「制作者」として、プレイヤー全員の目的を一つにするとしたら、それはどんな目的ですか?そして、なぜその目的にしますか? 以上です。 コメント欄からぜひあなたの考えをお聞かせくださいね。 もしくはGoogleフォームからどうぞ https://forms.gle/AiYi4vgQzfwktLrz5

144. 白鳥の湖4

 最近、本を読みすぎているんです。 といっても、読むのが早いわけではありません。むしろ、たぶん遅いほうかもしれません。でも、読書ってスピードじゃないですよね。 とはいえ、しっかり読書の習慣がついているせいで、「くりだし」どころか、他の「とりいれ」も薄くなってしまっています。前回もこんなことを言ってましたか? いや、前回は睡眠をとっているという話でしたね。 だからまあ、もう順繰りにハマる「とりいれ」を選んでいるだけ、ということでもいいのかもしれません。きっと、今、足りない養分を摂取することを選んでいるのでしょう。 というわけで、特に是が非でもバランスよくすべてのコンテンツを「とりいれ」なくても、全く問題ありません。 いや、そういえば先週はNetflixで映画も見ました。もしかしたら「くりだし」が睡眠以外ない、ということが自分に何らかのプレッシャーをかけているみたいですね。 まあ、そうですね、それはなんとなくそうだと思うので、ぼちぼちやっていこうと思います。 本当に、今回は短めにいこうかな。いつも思考実験のパートがぎゅうぎゅうになってしまいますし。 今回の思考実験は「白鳥の湖4」 あなたが制作した、ある惑星をモデルにしたオープンワールドのオンラインゲーム。プレイヤーは各自が異なる視点と目的で行動します。 もし、このゲームの「制作者」として、プレイヤー全員の目的を一つにするとしたら、それはどんな目的ですか?そして、なぜその目的にしますか? 以上です。 コメント欄からぜひあなたの考えをお聞かせくださいね。 もしくはGoogleフォームからどうぞ https://forms.gle/yp7Hf326hCo3GTsM6

143. 白鳥の湖3

 睡眠の質を上げたいと思い、最近は特に睡眠に重きをおいて生活しています。 目標は週に1回、7時間半の睡眠を入れることでしたが、できれば週に2回は達成したいと考えています。というのも、最近は他の「くりだし」を睡眠に頼っている状態だからです。決して悪いことではないのですが、なぜか若干の後ろめたさを感じてしまうんですよね。 おそらく原因の一つは、ここしばらく仕事が忙しいことでしょう。仕事の方で「くりだし」的な比重が増えたため、エネルギーのバランスを取ろうとしているのかもしれません。クリエイティブな力が仕事の方で消費されてしまっているのか、というと、それもちょっと違うような気がします。脳内でそんな言い訳を探している時点で、おかしなことでしょう。それを盾にして、「くりだし」をしない理由にしちゃいけません。 しかし正直なところ、不採用通知が続いていて、「もうやだよ」という気持ちが行動を制限する力として働いている気はします。これこそが原因だろうな、と。自然な反応かもしれませんが、せめて1年は叩き上げで頑張りたいところです。半年というのは、わりと一つの節目かもしれませんが。 そろそろ戦略を立て直す時が来ているのでしょう。いい機会ですから、作戦行動にポイントをつけましょう! 例えば、「1時間やったら1ポイント」といった具合に。 これこそが、今の「ありさま」を見て「すじみち」を考え直す行為ですからね。 ところで、わたくしの習慣化メソッドの4つの要素で、「こころざし」「ねらい」「ありさま」「すじみち」と、ずっと「すじみち」という言葉を使っていたのですが、これ「みちすじ」の方が良かったですよね? 「すじみち」というと、あらかじめ決まっていた「正論」のような印象があります。「みちすじ」の方が、もっとありのままの状態のことで、それ自体に良し悪しの価値が決まっていない、ただの単語という感じがしてしっくりきます。ゴルフのパットの「ライン」のような、カップまでの「みちすじ」を見極める作業。 「みちすじ」のほうがしっくりきますよね。じつは、当初から若干そう感じていたのですが、なぜ「すじみち」を採用していたのか、今となっては謎です。その時はしっくり来ていたわけですから、これもまた時間の経過とともに、本来の意味に近づいていくプロセスなのでしょう。 造語ですから、こうやって時間の経過とともに、本来の...