154. ホワイト天王山

 もう、この止まらない衝動は抗いがたいのかもしれませんね。このままではブレーキが効きそうにないので、私はあるアプリに頼ることにいたしました。それはGoogleのアプリである「Digital Wellbeing」です。これは使用しているアプリの制限時間を設定できる、大変便利なアプリで、今回、これに頼る決意をした次第です。

実は以前にも、どういうきっかけで動画を見始めてしまったのか全く思い出せないのですが、つい、うっかりとショート動画をだらだらと見続けてしまい、さんざん時間を溶かしてしまったのです。その時は反省し、InstagramとYouTubeは1日30分に限定していたのですが、今回もなぜか見始めてしまいまして。本当に、最初のワンアクション、きっかけが思い出せないのが謎なのです。それまで全く見ていなかったのに、アプリも使っていなかったのに、その習慣もないはずなのに、簡単にハマる恐れのある場所へ、いつの間にかたどり着いてしまう。まるで、甘い餌の罠に吸い込まれるような感覚ですね。

ですが、そこでしっかりDigital Wellbeingが発動し、しっかりブレーキが効いてくれたおかげで、本当に助けられました。やはり、こういう時は強制終了しかないのだなと実感いたします。「目を覚ませ!バシバシ!」とビンタを食らわせるような、自分を律するためにDigital Wellbeingは欠かせない機能です。大切なドーパミンも、出し過ぎはよくないようですし、無駄撃ちさせられるのは危険ですからね。かといって、出さな過ぎもよくないみたいですから、適度なバランスが肝心ですね。

そんなわけで、Netflixも1時間に設定いたしました。映画を観ていても途中で強制終了になってしまいますが、それで良いのです。まずはこの習慣を身体に染み込ませていきたいと思います。

そういえば、昨年はこの時期にマイクラ瞑想をしていたことを思い出しました。現代は本当に時間の取り合いなのですね。どこもかしこも、どのベンダーさんも、もう市場原理ですから仕方がないのかもしれません。競合に負けないように、ユーザーをどうやって絡め取るかをしっかり考え抜いて運営しておられるのでしょう。私たちは、そうした「渦」に巻き込まれて、まさに時間の取り合いっこをしているわけです。

面白いものがよりどりみどりで並べられていて、お好きなものを選べる時代と言えば、それは良い時代なのでしょうね。今までは、こんなに選択肢はなく、むしろもっと強制的にいろんなことを勝手に決められて、それしか選べないという時代でしたから。

選択肢が限られていた時代からすると、時間という制限の中で、好きなものを選べるというのはありがたいことです。ですが、「選ぶ」という行為は、実はかなりのリソースを消費します。というか、正直なところ面倒くさいものですよね。一日の終わりの時間に、わざわざそんな面倒なことをするのは「もういいや」となってしまいがちです。だからこそ、人はルーティン的な行動に流れやすいのかもしれません。本当に自分がやりたいことなど深く考えなくても、勝手に時間は進んでいく。ぶっちゃけ、それで最後まで全うできるのなら、そちらのほうが自然なのかもしれません。まるで、クマが街に来てしまうことくらい自然なこと、と言ったらおかしいでしょうか。

だからこそ、好きなこと選べたとしても、人は「オート」になりやすい、ルーティン化しやすいのでしょう。

まあ、そこを1ヶ月後、1年後、10年後を見据えて、もう少し意識して「選ぶ」ということをしても良いのではないか。急に、そう思いました。

そうですよ、そうですよ。わたくしは読書にウェイトを移し、原田マハさんの『本日は、お日柄もよく』を読みました。とても良かったです。はい、ネタバレはいたしませんよ。原田マハさん、宗典さんもそうですが、読みやすいですね。そこは別に兄弟関係ないでしょうか。

今回の思考実験は「ホワイト天王山」

いつも無口だけど、たまに口を開けば癇に障るつまらないことしか言わない隣の席の男子が、 隣の席のわたしの教科書に挟んだメモには『渡したいものがあるけど 24日しか都合がつかなくて。 その日で大丈夫か?』 とだけ書かれていた

以上です。

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