150. 普通じゃない

 お疲れ様です。なんだか、一段落ついたような、ついてないような? とにかく、気がつけば月が変わり、11月に入りましたね。

この文章を録音している時点では、もう11月になってから一週間ほど経ちましたが、あまり区切り感がないのが正直なところです。ああ、そうですね。前回まで3部作でお届けしていた「謝罪」についての話題が、ひとまず終わったからでしょうか。理由はよくわかりませんが、勝手に気持ちの上では一段落している気分です。

そういった心境の変化からか、新しいことでも始めてみたい気分が高まっています。ええ、そんなのは勝手にすればいい、という感じですよね。

実は、仕事やそれ以外のやることで忙しかったのですが、そういったものがわりと片付いた、というのもあるのかもしれません。どうでしょう。

たとえば、しばらく放置していた庭の畑を整理したことが、大きいかもしれません。トマト、キュウリ、ミョウガ、バジル、そして大葉など、植えていたものを全部引っこ抜いて、土をまっさらにしました。根っこもきれいに取り除き、そこに「苦土石灰(くどせっかい)」というものを撒いて、鍬(くわ)で土をほっくり返して混ぜ込み、土壌改良を行ったんです。

これは、畑の土を元気にするためで、酸性からアルカリ性に変え、カルシウムやマグネシウムを補給することで、野菜が育ちやすくなるそうなんです。というわけで、一通り作業をやってみました。

ついでに、最後のきゅうり1本とミョウガを3個収穫できました。これを塩昆布とごま油で和えて食べたのですが、とてもおいしかったんですよ。

庭で収穫したものをその日のうちに食べるのは、やはり格別で、本当においしいものです。種や苗を植えてから収穫まで、期間は確かに長いですが、まあ地代や人件費はタダですからね。庭での作業ですし、自分自身のトレーニングと思えば、鍬を振るのはだいぶいい運動になります。ジム代を節約できて、逆にプラスとも言えなくはありません。畑を耕すのは、本当に良い運動になりますので。

最近は筋トレの効果でしょうか、鍬を振っても腰に来なくなりました。いい調子で、頑丈になってきたのかもしれません。

道具代といっても、鍬は一度買ってしまえば何年も使えますし、肥料なども高くても年間1,000円くらいです。トンネル用の不織布などは百円ショップでも買えますから、コスパはとても良いのです。

それに、「ごはんをおいしく食べたい」というわたくしの「こころざし」にも、ぴったりと当てはまります。「自分で育てた」という要素が、おいしさに貢献するのは確実ですから。

あれ? なんの話でしたっけ。ああ、一段落の理由から、ずいぶん脱線してしまいましたね。失礼いたしました。

まあ、いいんです。一段落ついたという気分が、現にあるのですから、もうそれだけで良いんですよね。理由なんて、そもそも要らないのでした。そうなんですよ。


今回の思考実験は「普通じゃない」

いつも無口だけど、たまに口を開けば癇に障るつまらないことしか言わない隣の席の男子が、 わたしが咳が出て喉の調子が悪いときにポケットからくしゃくしゃの飴玉を『やるよ』とぶっきらぼうに差し出してきた

以上です。

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