142. 白鳥の湖2
最近「くりだし」のポイント判定が甘くなっているような気がしています。 ポイントというのは、私が独自に設けた判定基準のことです。自分を後押しするために、毎週このポイントを積み上げています。「くりだし」だけでなく「とりいれ」も同時に積み上げており、1週間に1ポイントずつは必ず達成することにしています。 「とりいれ」「くりだし」というのは、ほぼ「インプット」「アウトプット」と同じ意味です。ただ、横文字にするとなんとなくビジネスっぽく聞こえるのが少し気になって、あえて造語で呼んでいます。 その「とりいれ」「くりだし」のうち、特に「くりだし」の基準が最近甘くなっているんじゃないかという疑惑があるんです。というのも、今年の初めに、昨年の目標に上乗せして「エンタメ摂取」と「コイン集め」という2つの必達ノルマを追加したのがこの仕組みの始まりだからです。 何を言っているのかわかりませんよね。すみません、前提から少しご説明させてください。 実はわたくし、昨年の年間目標として、「自転車 月200km」「筋トレ週3日」「20時以降の食事禁止」の3つを掲げていました。これらが無事習慣化できたので、さらに何かできることはないかと思い、今年の初めに先ほどの「エンタメ摂取」と「コイン集め」を上乗せすることにしたのです。 まず「エンタメ摂取」についてですが、昨年の夏頃に観たドラマ「海のはじまり」がすごく面白かったのがきっかけでした。そういえば、わたくしはここ5年以上、ほとんどドラマを観ていなかったなと気づいたのです。なんでこんなにテレビから遠ざかっていたんだろうと思いました。 これは他のエンタメについても同じですが「Tver」の功績はかなり大きいですね。もしこれがなかったら、また観ようとは思わなかったかもしれません。放送から1週間以内なら、好きな時間と場所で観られるのは、ハードルがぐっと下がりますよね。 そこから「エンタメを楽しまなきゃ」という気持ちが芽生えて、ドラマや映画、漫画、本、音楽、スポーツなど、なぜか遠ざかっていたものに再び触れるようになりました。昔はエンタメ大好きだったのになぜだろうと。結局、いまだに理由はよくわかっていませんが、スマホなど、知らず知らずのうちに時間泥棒が潜んでいるのかもしれません。そんな状況に疑問を持ったわけです。今年の初めからは、すごい勢いでエンタメを取り戻...