137. 完璧な失敗
先日のことなんですが、花火大会で老眼鏡をなくしてしまいました。家族と一緒に行ったのですが、すごい人混みの中で、いつの間にかなくなっていたんです。花火を見るときに邪魔になるので、胸ポケットに入れておいたのですが、フィナーレのタイミングでサッと立ち上がり、帰りのバス停に向かってしまったのがいけなかったみたいです。あのとき、すぐにかければよかったと後悔しかありません。最後の花火をちらちら見ながら移動したのですが、今となってはもうどうでもいいです。反省したところで戻ってきませんから。
後悔ばかりですが、これは厄落としと思って、いい転機にしたいです。正直、かなり気に入っていたメガネだったので気分転換も難しいのですが、仕方ないですね。夜中に「ハッ!」と何度か目が覚めてしまうくらい、ショック受けてます。あれは夢じゃなかったんだと現実を突きつけられ、また落ち込んでしまいます。もう忘れようと思います。
先日、久しぶりに映画を観てきました。MCUの『ファンタスティック4:ファーストステップ』です。とても面白かったですよ。いつものことですが、ネタバレなしで感想を置いておきますね。話してしまっても構わないのですが、私はかつてネタバレを絶対に回避するタイプだったので、やっぱりやめておきます。
知らないうちに影響を受けていることってありますよね。子どもの頃、カンフー映画を観たあとに洗面器を壊してしまったことがあるのですが、本当にどういうことですか?外部からの刺激を少し減らした方がいいような気がしてきましたよ?そういえば、花火大会も強烈な刺激でしたね。それで変なことになったのかというと、、、それは単なる不注意です。どうにかなったはずなので。また思い出してしまいました。さっさと忘れます。
相変わらず、いろいろなものを「とりいれ」ています。久しぶりに原田宗典さんの本を借りてきたのですが、30年ぶりくらいで、懐かしくなりました。比較的最近の著書『メメント・モリ』を読んだのですが、面白くて読みやすかったです。初めて読んだ当時からは時間の流れを感じました。
わたくしは「とりいれ」に何を求めているのかな、癒しでしょうか、安定でしょうか、それとも平穏でしょうか。こればかりは時期によって求めるものは変わるのかもしれませんね。次に読む本は、ある程度ネタバレをしてもらってから読むのが、今求めている、心を安定させるのにいいかもしれません。図書館で「懐かしい!」とパッと借りる前に、一度書評を参考にするのが賢いやり方のような気がします。今度やってみようと思います。
しかし、じつは今回はもう借りてきてしまいました。小川洋子さんの『ことり』と、またもや村田沙耶香さんの『丸の内魔法少女ミラクリーナ』です。気になってはいたのですが、心が少し不安定なときに読まない方がいいのでしょうか。最近の傾向だと、不安定な状態はだいたい2日で回復するみたいですが。わたくし刺激に弱いのですが、回復も早いようで。結局、寝れば治るんですよね。だから寝ることだけを考えればいい。そう考えると、結果的に何でも「取り入れれば」いいのかもしれませんね。良いものも悪いものも関係なく、今取り入れているものの性質を理解していれば大丈夫でしょう。なんなんだ。
今回の思考実験は「完璧な失敗」
与えられた指令を完璧にこなすロボットのロボルタは、一切逡巡せず常に正確にこなす。その結果は一点の曇りもない。
一方、同じようなミスを繰り返し周囲に迷惑をかけてしまう人間のノブは、心身にゆらぎがある。失敗を悔やみ、反省し、時に諦める。そのゆらぎのある過程こそが、彼の内面世界をつくっている。
以上です。
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