132. 消し炭
最近、しみじみと実感していることがあります。それは「考えるより先に手を動かせ」ということです。
「なんだ、また説教か」なんて思われるかもしれませんね。このアドバイス、これまでも何度か耳にしてきたのではないでしょうか。よく聞く言葉ですよね。でも、聞いても素直に実践できなかったのが、これまでの私でした。それが、ようやく「これしかない!」と、自分からそう思うようになってきたのです。
「今頃?いい歳して遅いよ!」と言われてしまいそうですね。まさにおっしゃる通りです。しかし、遅ればせながらも実感できたのは幸いでした。やろうと思っていてもなかなかできないのは、結局のところ考えているだけだからなのですね。でも、やろうと思い続けているだけでも、まだマシなのだと思います。それならば、もうどんどんやるしかないのです。
完璧でなくても構いません。続けているうちにトレーニングになり、手が早くなるでしょうし、コツもつかめます。本当に、ハードルを下げて目標を細かく設定すると、まるでゲーム感覚で楽しく続けられるでしょう。記録をつけるのも効果的です。もはやこれは、現実世界を使ったゲームですね。
例えば、スマートフォンのスプレッドシートにスコアを記録していくのです。ゲームのルールは自分で作るので、バランスを見ながらちょうどいい加減で楽しみましょう。実は私も、以前お話しした「習慣化の5つの習慣」(自転車、筋トレ、断食、とりいれ、くりだし)の記録を、Googleスプレッドシートでつけています。なんでもいいのですが、これは記憶の拡張になりますね。細々としたことは覚えていられないので。スマホの中のスプレッドシートは、まるでゲームのステータス画面のようなものです。
現実世界というオープンフィールドFPSは、当然ながら死んだら終わり。やり直しなしのハードコアモードです。自由度が高すぎて、何をすればいいか分からなくなるくらいですが、逆に細かくミッションを作ってあげると、集中して取り組める気がしています。あくまで個人的な実感ですが。
そうそう、このFPSゲーム、知らない人同士が互いにMOBとして存在し合っている感じも面白いですね。急に重要人物っぽいフラグが立ったりして……。
「神ゲー」にするか「クソゲー」にするかは、自分次第なのですね。ゲームの難易度や初期ステータスは人それぞれでしょうが、プレイできるのは自分だけです。人のコントローラーを借りてプレイすることもできませんからね。だからこそ、せっかくですから、うまく攻略して楽しく遊んでみませんか? あなたのゲームは面白くなるかな。
今回の思考実験は「消し炭」
1. 体調不良で登山に臨んだ
2. 案の定途中でリタイア
3. 登頂出来なかったことが心残り
4. 生活習慣改善を意識するようになった
以上です。
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