131. 感覚ツマミ

 今年の6月下旬は、まるで真夏のような暑さです。35度を超える地域もあったようで、本当に大変です。この暑さにどこまで体が順応できるのか、人類が試されているように感じます。私は淘汰されてしまうのでしょうか? いえいえ、そんな怖い話ではなく、次の世代からは暑さに対応できる「ニュータイプ」の人類が出現するかもしれません。冗談ではなく、本当に環境に適応して遺伝子が切り替わっていくのかもしれないですね。

気候が変われば、生態系も変わりそうです。生物群の特徴によってそれぞれ名前がつけられている「バイオーム」も変化するかもしれません。ツンドラやステップのように、日本も将来的にマングローブ林が広がる、なんてこともあるのでしょうか。

さて、ここからは私の習慣化についておさらいです。もはや全てが習慣になっているのですが、いくつか問題点も見えてきました。いわゆる「ありさま」のチェックですね。

自転車は月200km、筋力トレーニングは週3回、そして20時以降の断食は順調に続いています。自転車は2ヶ月連続で平均走行距離が10%アップしましたし、筋力トレーニングもダンベルを導入して強度を上げています。20時以降の断食も問題ありません。ビタミン類は夕食後、就寝前に限定し、空腹時は避けるようにしています。今のところ、これらの習慣は順調に進んでいます。

今年から始めた二つの習慣、「エンタメ摂取」と「コイン集め」についてもお話しします。途中から「とりいれ」と「くりだし」という言葉でまとめるようになったのですが、まず「エンタメ摂取」、つまり「とりいれ」は非常に順調です。乾いた地面に雨が降るように、心を満たしてくれます。これを習慣化と呼ぶのは少し変かもしれませんが、ついつい後回しにされがちなことなので、しっかりと時間を決めて「とりいれ」る姿勢を保つことが、私にとっては習慣化だと考えています。

ただ、刺激の多いコンテンツには注意が必要だと感じています。しかし、完全に排除するのではなく、そういうものとして受け入れ、さっと脳内から追い出してしまえば良い、と考えるようになりました。前回の「入れて出す」という考え方は、自分の許容範囲を見つめ直す良い機会になったようです。以前観るのをやめていたNetflixのドラマ「アドレセンス」も、第2話以降を解禁してみました。ショックな内容もありますが、ショック療法ではないですが、慣れるかもしれないので、様子を見ながら観てみようと思います。あのワンショットの映像は「カメラを止めるな!」という映画を思い出させますね。

最後に「コイン集め」、つまり「くりだし」についてですが、正直なところ、なかなか集まっていません。悲しいかな、という感じですが、それでも「くりだし」の手は止めずにいます。まだ始めて半年程度では、すぐに結果に繋がるほど甘くはないのでしょうし、やり方もまだまだ下手なのだと思います。それでも、もう少し頭を使って、続けていこうと思っています。

ただ、実際にやってみると色々とスッキリしますし、作業も早くなって、始める前の敷居がだいぶ下がったのは間違いありません。まずはこれが大事ですね。行動を起こすためには、事前の準備が重要だと完全に分かりました。いわゆる「アフォーダンス」というやつでしょうか。

最近、この「コイン集め」をしていると、強烈な眠気に襲われることがあるのです。まるで身体が拒否しているかのように、急に眠くなる現象が出るのです。眠気と精神が連動しているのでしょうか? 考えすぎかもしれませんが、一番しっくりくるのは、フロイトの言う「防衛機制」が働いているのではないか、ということです。「逃避」あるいは「解離」という状態のように、現実から逃れようとするメカニズムがダイレクトに働いているのだとしたら、少し問題ですね。どうやってこの状態を打破できるのでしょうか。

いやいや、もしかしたら違うのかもしれません。夜中の睡眠の質が落ちているせいで、眠りたくない時間帯に急に眠くなっているだけ、という可能性もありますね。


今回の思考実験は「感覚ツマミ」

1. 外界刺激センサーの調整ツマミが完成
2. 情報量ツマミは量と速度
3. 対人関係ツマミは交流頻度や会話の深さ
4. 視聴覚ツマミは物理的な音と光の量
5. どのように調節しますか

 以上です。

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