128. 灯台と羅針盤
最近、SunoというAI音楽生成アプリにすっかり夢中になっています。もっと早く試せばよかったと、遅ればせながらダウンロードして遊んでいるところです。Sunoはリリースされてもう2年以上経つのでしょうか?
AIでこんなに簡単に音楽が作れるなんて、本当に驚きです。毎日、作曲できる上限までパンパンに曲を作ってしまっています。作っているというよりは、あっという間にできてしまうという表現の方が合っているかもしれません。音楽に詳しくない私でも、出来上がった曲の完成度の高さには正直感動しています。
きっと、このアプリを触ったことのある多くの方が同じように感じているのではないでしょうか? もちろん、詳しい方からすれば粗が目立って、まだまだ使い物にならないと感じるのかもしれませんね。確かに、細かな微調整は難しそうですし、MIDIのような形式で保存されていないため、楽器の変更や音量、エフェクトなどの凝った調整はできません。
しかし、サクッとある程度の完成度の曲ができてしまうのがSunoの魅力です。この手軽さで十分満足できるものが作れるのですから、すごい時代になったものです。そのうち、MIDI化のような機能も追加されるのではないでしょうか。有料になるでしょうが、それでもこれだけのパワーを持ったものが手軽に使えるようになると思うと、本当にすごいことだと思います。
ここ最近のAIの進化は目覚ましく、音楽だけでなく他の分野でもひしひしと感じています。中途半端な仕事をしていると、すぐにAIに取って代わられてしまうのではないかと、正直怖い気持ちもあります。しかし、全てがAIに置き換わるというのは、さすがにそこまでではないと信じたいところです。とはいえ、この進化のスピードを見ていると、うかうかしてはいられませんね。
AIは膨大なデータを学習し、人間にはできないスピードで処理することで、なんとなく良い感じの出力を生み出しています。しかし、その過程を知らずに結果だけを受け取ってしまうと、見る目や聞く耳がないと「いいじゃんこれ」と簡単に満足してしまいがちです。私のように、これで十分だと思ってしまう人が多数派になってしまう時代が来るかもしれません。
いや、もう来ていると言ってもいいかもしれませんね。よりパーソナライズされた自分好みの曲が作れてしまうのですから。自分で「作れる」と言うのは少しおこがましいくらい、本当に簡単にできてしまいます。
まるで水道やガス、電気のように、そして自動車やスマートフォンのように、便利なものを享受することが当たり前になるのは、あっという間なのでしょう。使うまでのハードルはあっても、一度使ってしまえばすぐに浸透してしまう。本当にすごいことですね。
今回の思考実験は「灯台と羅針盤」
1. 嵐の予兆の中、自分の船で進む
2. 彼方に光る巨大な灯台に羅針盤が揺らぐ
3. 皆が向かうその先に本当に私の港はあるのか
4. 羅針盤を信じるか巨大な光に航路を委ねるか
以上です。
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