77. ジラ肉クライシス
母親の意向で墓仕舞いをして参りました。 7県またいで行ってきました。新幹線つかって6時間かかるところまで。 両親の故郷でわたしは暮らしたことのない土地で、小さい頃はお盆に一週間ほどおじいちゃん家に泊まるというところ。今は親戚の人々が暮らしている土地。わたしにとっては自分のルーツであることは変わりがないのですが、もう訪ねていく場所では無くなったような、でも行くと蘇る記憶があったり。 いろいろ判断して墓仕舞い。墓仕舞いっていうのはお墓を無くしてしまうことです。 そのあと魂を他のお墓に移したり、永代供養をお願いしたり。無縁仏に入れてもらったり。家父長制や定住がベースにあってこそのこの風習が今の時代に合わなくなってきていることは想像に難くない。お金と暇に御縁が無い、しがないおじさんですし、そんなことを我が子に頼むいわれもありません。 もしも、住職が引き止めるような事を言って、それがかなわないとなったら、法外な料金を請求してくるようなことをしてきたら困ると母親も、いろいろ考えて、わたしをお供に連れて行くことになったわけです。 自分の代でけじめをつけたいということなのか。まあわたしたち子の代に押し付けたくないとありがたい親心もあったかな。それは、わたしの財力の無さが根底にあるのかもと思うとなんか情けないような。 結論から言うと、すべては取り越し苦労で、あらかじめこちらで用意してた対抗用の言葉が 住職の口から全部出る状況になり、わたしはもうなにも足すこと無く言葉を受け取るだけとなりました。お寺経営的にはマイナスなんだろうけど自分からその話しをしなきゃいけない状況ってどういう気持ちなんだろうと思いました。良いお寺で良かったです。 今回の思考実験は「ジラ肉クライシス」 1. ジラという動物の肉を食べる文化があった 2. ジラ肉の有害性が発表された 3. 食べる人が減り業界は縮小し高価になった 4. ジラ肉業界は存続の危機にあるか 以上です。 コメント欄からぜひあなたの考えをお聞かせくださいね。 もしくはGoogleフォームからどうぞ https://forms.gle/B7qmeR2M8hsBs3Xk9