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11月, 2025の投稿を表示しています

149. 木のポーズ

 めっきり寒くなってまいりましたね。急に冬がご登場といった感じで、正直焦ってしまいます。秋をもっとエンジョイさせてほしいところですが、なんだか梅雨のような雨が降ったりしていて、大して秋感を満喫していない気がいたします。 今年はまだ間に合いますので、折を見て、そう、とにかく隙あらば飛び出していこうという決意で、心構えでおります。これはわたくしの所存というよりも、かみさんの意向が強いのですけれど。 そうそう、尻が重い私は、かみさんというエンジンで駆動することで、本当に助かってます。放っておくと、休日一日寝ているなんてことが昔はありましたが、今はもう皆無です。本当に助かりますね。 「今日何もしなかったな、明日から仕事か……」なんてサザエさんを見ながらボーっとして、寝すぎたせいで夜寝られない、なんてことをよくやっていました。夜は夜で寝られないからゲームを始めてしまったりして、月曜日に影響が出て、そのまま一週間調子が悪いとか、ひどいものでした。 でもまあ、そういう危うさがあります、わたくしには。はい、本当に助かっています。そのままいっていたらどうなっていたのか、正直わかりません。そらそうだ、人間でABテストはできませんからね。そう、「たられば」を言っても仕方がありません。 あっ、思考実験ということでしたら、全然価値はありますよ。当たり前じゃないですか、はははは。 今回の思考実験は「木のポーズ」 ある劇団で、若手役者が公演直前にSNSで軽微な情報漏洩を起こした。座長は、この失敗を劇団の体制にも原因があると認め、外部からのクレームや罰金は劇団が全てかぶることにし、役者には公にペナルティを課さなかった。 座長は劇団員全員にこの経緯を共有し、役者にこう伝えた。「金銭的な責任は、あなたには問いません。あなたに求められた償いは謝罪ではありません。これからの役者人生全てを賭けて 、最高の舞台と演技のために尽くしてください。それがあなたとこの劇団の約束です。」 以上です。 コメント欄からぜひあなたの考えをお聞かせくださいね。 もしくはGoogleフォームからどうぞ https://forms.gle/DdP9FfDN2dPuYrHt6

148. 戦士のポーズ

 運動会が終わって、正直なところ疲れました。楽しかったのは確かなのですが、やはり終わってみると、どっと疲れが押し寄せますね。気が張っているせいでしょうか。 だいぶ慣れてきたとはいえ、やはり人との関わりは疲れます。最近は、黒子に徹するのが板についてきたように思います。できるだけ自然体で過ごせるようになったかな、と思っているのですが、なるべく自分から視線を逸らすというか、焦点をずらすように心がけているのです。 そう、何も起こさなければ、何も起きませんから。周りの様子は受け止めますが、自分から引き起こすことはしない。「とりいれ」はするけれど、「くりだし」はしない、というスタンスです。そのフォームがわかってきた、と言いますか。さしあたり、接触を避けていれば、何の問題もなく過ごせました。 それでも、顔見知りの保護者の方から声をかけていただくこともありまして、そうなると、おしゃべりをしないわけにはいきませんよね。色々と話をするのですが、やはり「話しすぎたな」とか、「リアクション間違えたかも」とか、「あそこは言葉が足りなかった」などと、直後から脳内反省会が始まってしまうのです。これが、本当に疲れます。 対人でこんなにも気を使うのは、子どもの生活に影響が及ぶかもしれないからです。私個人がどう思われようと、何の問題もないのですが、子どもに良くない影響が及ぶ可能性には、注意を払わなければなりませんから。 焦点をずらす、はぐらかすという、大人としてのたしなみが必要になってきます。自分の話だったら、いくらでもできそうですが、「あんなお父さんだと、子どもがかわいそう」などと、思われてしまう可能性もありますよね。何かあったときに、信頼性を疑われるのでは?とか心配です。難しいことばかり考えなくても良いのかもしれませんが、できれば、子どもに恥ずかしい思いはさせたくないのです。 だから、変なトラブルを起こすのは避けて、穏便に、はぐらかしに徹するのが得策です。自分の話に持ち込むという手もありますが、子どもの話をしたがる親御さんもいらっしゃいます。習い事の話など、意見を聞きたいのか、それとも褒めて欲しいのか、私にははかりかねますので、間髪入れずに褒めます。 その場に子どもがいないのなら、自分の子どもをけなしておくと、たいてい穏便に済ませられます。子どもがいたら、そういう大人の事情を知らずに変なメ...