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165. 山登る船

 最近、どういうわけか、ずっと「上の空」な自分がいます。仕事に向き合っていても、本を捲っていても、あるいは誰かと語らっていても、どこか心が置いてけぼりになっているような、そんなもどかしい感覚なのです。自分でも薄々、その原因には目星がついているのですが、これがなかなか厄介なものですね。 実を言えば、私の頭の中には常に色々なことが渦巻いています。子供の自転車を新調しなくては、とか、引越し先の物件探しはどうしよう、とか。はたまた、空を覆う黄砂の凄まじさや、先日観終えた『ストレンジャー・シングス』の余韻にまで。まるで、脳内のブラウザに百個ほどタブを開きっぱなしにしているような状態なのです。 困ったことに、その開いたタブのすべてを把握できているわけでもありません。それなのに、どうしても閉じることができずに放置してしまう。ふと手元のパソコンやスマートフォンに目をやれば、実際のブラウザも同じように不要なタブで溢れかえっていて、思わず苦笑してしまいます。そのほとんどが、後で見返せばどうでもいいようなことばかりで、結果として一度も見ることなく閉じてしまうことも多いのですが、中には優先順位の高い、切実な問題も混ざっているから無視もできないのです。 ずっとそんな状態が続いているせいか、脳のメモリが足りないというか、とうにキャパシティを超えてしまっているのかもしれません。単純に情報の断片化が進んでいるのかと思うと、なんだかやるせない気持ちになります。 ですが、いつまでもこの「脳内の飽和状態」を放置しておくわけにもいきません。果たして自分にどうにかできるものなのかは分かりませんが、解決すべき漠然とした課題として、ようやく自分の中で形になってきました。そこで今回は、この「上の空」というものの正体に、少し真面目に迫ってみたいと思います。 今回の思考実験は「山登る船」 男は船頭の多い船に乗った。それぞれの船頭がそれぞれの指示を出し、ついに船は山を登る。 当然ここは目的地じゃない。男は船頭を1人に任命し、目的地を告げる。 以上です。 コメント欄からぜひあなたの考えをお聞かせくださいね。 もしくはGoogleフォームからどうぞ https://forms.gle/9LyXvraEXV6Am2hy9